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これまでキャッシュフローは期末に生じることを暗黙に仮定していた。そういう場合もある。たとえば、フランスとドイツでは、ほとんどの会社が年に1回社債の金利を払っている。しかし、米国やイギリスでは多くが半年後とに利払いを行う。これらの国では、投資家は最初の支払いに対して6か月分の追加の利子が得られるため、半年複利で年10%の社債に投資した100ドルの価値は、最初の6ヶ月で105ドル、1年後には1.052×100=110.25ドルとなる。つまり、10%半年複利の投資は10.25%の年複利の投資に等しい。 別の例を示そう。銀行が6%の金利で自動車ローンを提供していたとする。毎月利払いを行わなければならないとすると、月々の利払い額は6/12=0.5%である。月次の収益率は複利計算されるので、このローンの真の年利は6%ではなく、1.00512-1=0.0617、すなわち、6,17%である。 一般化すると、年r%のm回複利の投資1ドルは1年後には[1+(r/ m)]mドル、それと同等の年複利の投資の利率は[1+(r/m)]m-1となる。
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